2020-05-24
納品事例 vol.21 部屋ごとにテーマを変えた戸建てカーテン納品事例
新築戸建てのカーテン納品事例
ことはりの松島です。3月から4月にかけては非常に多くの出張採寸・インテリアコーディネートの依頼をいただきました。ご予約が集中してしまいお断りさせていただいたお客様がいくつもあり、この場でお詫び申し上げます。5月の連休明けてからも引き続きお問合せを頂き嬉しい限りです。ここでの納品事例の紹介もなかなかできませんでしたが、少しづつ再開していきます。
さて、今回も新築戸建て住宅のカーテンの納品例を一件ご紹介します。こちらのお施主様はお部屋ごとに違う印象の生地を選ばれているので、ご参考になれば幸いです。
リビングダイニングは素材感のあるカフェ風インテリア
リビングダイニングには掃出し窓と、すぐ隣に腰高窓の並ぶ窓配置。窓同士の間隔が狭く高さも違うため、カーテンを並べるとちぐはぐな印象を受けてしまいがち。さらに、布の面積が大きく空間を狭めてしまいそう…。そこで、掃出し窓のカーテンと同じ生地で腰高窓にはローマンシェードを取り付けました。
別の壁面にはもうひとつ腰高窓があり、こちらはカーテンで仕立てています。カフェ風インテリアに似合う素材感のあるナチュラルなストライプ柄は、均等でないランダムな縦のリズムでお部屋をゆったりとしたくつろぎの空間にしてくれています。
寝室はあえて遮光を選ばず自然な光を差し込むブラウン色のカーテン
こちらは寝室の掃出し窓です。ブラウン色の落ち着きのある印象の生地ですが、遮光カーテンではありません。寝室イコール遮光カーテン、と言えるくらい遮光カーテンを求める声は多いのですが、こちらの新築戸建てのある土地は閑静な住宅地で、夜間は外界からの光や音もそれほど気になりません。そのような環境であれば、朝日が昇り自然の光とともに目が覚める生活が一番良いというのがお施主さまの考え。とても素敵で共感できます。納品の時は夕方近い時間でしたが、生地を透して柔らかな光が差し込み、程良い遮蔽性を体感できました。
子供部屋には明るい色合いと遮光性能を兼ね備えたカジュアルプリント
こちらは子供部屋のカーテンです。こちらは寝室と反対に色合いは明るいアイボリー色ですが、遮光カーテンです。カジュアルなドットの描かれたこちらのドレープは、白色系でありながら遮光性の高いフルダル糸を使った遮光性能の高いプリントカーテンです。なかなか白っぽい色で遮光性の高いカーテンは少ないので、貴重な生地です。色が明るいのでお部屋を広く感じますね。レースはミラーレースなので外からは見えにくく室内からは外の様子が伺えます。やさしい風を受けてなびく様子が写真にも収められました。
いかがでしたか?