2019-02-16
納品事例 vol.19 冬の寒さ対策に☆間仕切りにも最適な断熱・縦型ハニカムスクリーン
大きな部屋の空間を間仕切り2部屋に!の納品事例
ことはりの松島です。寒さの厳しい冬の季節は特に、間仕切りのご相談を多くいただきます。暖房をつけていても寒い!電気代も気になる!大きな一つの部屋を二つに仕切りたい!そんな要望が増えるのが1月~3月のこの季節。普段は新築の戸建て住宅が主なことはりでも、冬のシーズンにはリフォームで何か暖房の効率を上げることができないか?とご相談をいただくことが多くなります。今回ご紹介するのは断熱性の高いハニカムスクリーンを使った大きな間仕切りのお客様です。
大きな部屋を縦型ハニカムスクリーンで仕切る
部屋の中心に設置した断熱・ハニカムスクリーン。間口がおよそ3.5mあったこの部屋に2台並べて間仕切りとして設置いたしました。これだけ大きな面積にも関わらず、端に寄せた時には約15cmというコンパクトな収まりなのも魅力的です。
大きすぎて写真に納りきっていません(汗)ダークな床・建具との相性も抜群な、比べるとやや淡い色の“モカ”系の生地を選んでいただきました。
いかがでしたか?
今回のお客様は、以前にお取り付けした千葉県佐倉市の住宅会社・グランディアホ-ムさまのショールームに設置した縦型ハニカムスクリーンをご覧いただき、同じものが欲しいというご要望で採用となりました。
寝室となる今回のこの空間を断熱性の最も高い窓装飾アイテムでもあるハニカムスクリーンで仕切ることで、暖房効率が大幅にアップすることを期待しています。今回はリフォーム工事の一環として採用いただきましたが、新築時や既にお住まいの場所にも取り付けすることが可能です!通常は1台で約2.5mの幅まで、今回のような大きな面積に2台並べる形であれば、約5mまで設置が可能です。千葉県内で断熱・ハニカムスクリーンをご検討の方がいらっしゃいましたら、是非ことはりにご相談ください!
2018-11-30
納品事例 vol.18 アクセントクロスの部屋のカーテン色選び
アクセントクロスのある部屋のカーテン納品事例
ことはりの松島です。部屋の壁の1面、あるいは数面を色柄の入った壁紙で装飾する「アクセントクロス」。壁は面積が大きいのでちょっとしたカラーの工夫でグッとおしゃれになるので新築時には是非お勧めしたいインテリア装飾法です。とはいえ、壁面にカラーを入れることでカーテン選びに悩んでしまう、というご相談も時々いただきます。普通の白い壁紙であればカーテンでどんな色を選んでも失敗…というケースはあまりないのですが、やはりアクセントクロスとの色の相性は気になるところですね!今回は一戸建ての住宅でアクセントクロスを施していた事例ををご紹介します。カーテンの色選びの参考になると嬉しいです。
アクセントクロスに合わせたリネンカーテンのカラーコーディネート
ネイビーのアクセントクロスが落ち着きのある寝室の窓。ブルーグレー色のリネンのプレーンシェードをコーディネート。プライバシーをしっかりと遮る厚手のリネン生地です。
同じく濃色ネイビーのアクセントクロス。こちらはアクセント面の窓に取り付けた、ネイビー色ストライプ柄のローマンシェードです。
寝室の3連窓には大きな一台のプレーンシェード。こちらは黄緑色のイラスト調の花柄モチーフが描かれたアクセントクロス。シンプルな無地のレースに、明るい色の多い空間のなかで、フォーカスポイントとなる濃いグレー色のリネンを合わせました。
アッシュなレンガ調のアクセントクロスに素朴なリネンの亜麻色が穏やかなリビング空間。
こちらは上と同じカーテン生地で、濃いグリーン色のアクセントクロス面。ナチュラルな亜麻色(ベージュ)のストライプを合わせて上手く調和させています。
子ども部屋のシンプルカジュアルなチェック柄のアクセントクロスにブルーのチェック柄のリネンカーテン。
自然素材のリネン生地は、光を透かした時の風合いがやさしくナチュラルな印象を受け、カラーのある壁紙に対しても上手く調和してくれるのでお勧めです!
落ち着いたピンク色の壁紙に対して、同系色の淡いピンクのカーテンを合わせました。ピンクといっても可愛すぎず、落ち着いた印象となるよう床や建具の木の色との相性も考慮しています。
アクセントクロスに合わせたカラーのプリーツスクリーン
ブルーのアクセントクロスに合わせたブルーのプリーツスクリーン。レース生地の方もブルー色で濃いめの木部にも雰囲気が合ったカラーコーディネートです。
いかがでしたか?
2018-08-05
納品事例 vol.17 和紙調の生地が和室にぴったり☆プリーツスクリーン納品例
一戸建て住宅にプリーツスクリーンの納品
ことはりの松島です。最近の新築住宅ではリビングダイニングの続き間で和室や畳コーナーのある間取りが非常に多いです。住宅が多様化し洋風化していてもやはり日本人、畳への愛着はなくなることが無いのかもしれませんね…!
さて、和室にはカーテンをどうしたらよいかというご相談はとてもよく寄せられます。障子があればそれで済むかもしれませんが、完全な和室空間でなければ大抵、カーテンが必要になってきます。そこで最適なのがプリーツスクリーン。素材はカーテンと同じポリエステル繊維なのですが、見た目は和紙の楮(こうぞ)のような独特な素材感で、畳にはぴったりの窓装飾アイテムなんです。今回は一戸建ての住宅にプリーツスクリーンを納めた事例をご紹介します。
ブラウンシックなカラーの重厚なプリーツスクリーン
深みのあるグリーン色のプリーツスクリーン、ダイニングの腰窓に取り付けました。家具はシックなブラウンカラーが中心なので、このグリーン色のプリーツスクリーンが丁度いいアクセントとなりとても落ち着きのある空間にコーディネートできました。
レース地としては柿のような同じく深みのあるオレンジ色のプリーツスクリーン生地を使用しています。撮影時には夕方遅い時間でしたので、こちらの薄地は写真が撮れなかったのが残念です…
空間の色を合わせたグリーン色のカーテンプラン
同じ空間のカーテンには、グリーンの縦曲線のドレープカーテンを選びました。
こんな落ち着いたダイニングで食事できたら素敵ですね!
縦ラインの入ったレースも素敵なのですが、やはり時間の関係で厚地のみ撮影しています。
レースカーテンとの2重吊りのようなツインスタイルのプリーツスクリーン
キッチンの先、北側の出窓には奥様専用の趣味のスペースがありました。
こちらはずっと簡易的なカーテンで間隠ししていたのですが、ダイニングのプリーツスクリーンをとても気に入って頂いてこちらも同じくプリーツスクリーンで目隠しをいたしました。ブルーのアクセントクロスが特徴的なので、プリーツスクリーンもブルー系のカラーで統一しながら窓の先にある公道からの目線も遮ることができました。
こちらはブルー系の薄地を下側に施して、ツインスタイルにしています。昼間家にいるライフスタイルで、昼間は薄地だけを使用いたします。 薄地の方もブルー色なのでとても雰囲気に合ったカラーコーディネートとなっています。
いかがでしたか?
一戸建て住宅にアルミ製ブラインドの納品
ことはりの松島です。今回は一戸建ての住宅にアルミブラインドを納めた事例をご紹介します。最近の住宅インテリアではナチュラルテイストが人気ということもあってか、木製のブラインドを納めることが多くなっています。アルミブラインドは以前ほど住宅に採用することは少なくなったのかな…などと思うのですが、それでもコーディネート次第でここまで素敵に装飾ができるの!?と驚くような事例です。今回の色選びは住宅の建築会社さまのコーディネーターさんが行っています。
ヘリンボーンの床とレンガ壁の男前インテリアに優しいアイボリー色のブラインド
写真右手側のレンガブロックは壁紙ではなくて本物のレンガです。惚れ惚れするほどかっこいいお部屋でした。
ダークトーンのレトロな内装にビビットなブルーのアルミブラインド
古材と足場板のインダストリアル空間にダークブラウンのアルミブラインド
明るい雰囲気づくりにも使えるホワイト色のアルミブラインド
いかがでしたか?
2017-10-09
納品事例 vol.14 間仕切りに最適な新商品☆縦型ハニカムスクリーン
カーテンからシェードへのスタイル交換事例
千葉県白井市のお客様よりカーテンの掛け替えのご依頼がありました。ことはりでは新築のご提案が多いのですが、もちろんリフォームや掛け替えのご相談も承っています。
リビングの南西に大小大きさの異なる窓がL字で位置していました。以前この窓ではカーテンをお使いになられておりましたが、カーテンを開けた時に窓の横に出来る生地溜まりが空間を邪魔してしまって気になっていたとの事でご相談を受けました。そこでオススメしたのが、写真のプレーンシェードです。
断熱目的での室内の間仕切りにはハニカムスクリーンが最適☆
さらにもう一つ、「玄関からが入り込む暖気・冷気」をどうにかしたいというご依頼を頂戴しました。
ハニカムスクリーンは節電効果の高いハチの巣状のスクリーンで、上下に開閉する通常の横型と、左右に開閉する縦型のどちらも製作できます。まだまだ見かける事の少ないですが、機能性に優れた窓周りアイテムなのでこれからカーテン・ブラインドと合わせて検討してみるのもよいかもしれません。寒さを防いだり、生活の中で日頃困っていることをハニカムスクリーンで解決できるかもしれません!
いかがでしたか?
2017-09-30
納品事例 vol.13 ヴィンテージテイストのカーテン&インテリアコーディネート
2017年最新インテリアトレンド☆ヴィンテージナチュラルの新築一戸建て
ことはりのAokiです。今回はウォールナット色を基調とした、ナチュラルヴィンテージな住宅へのカーテン納品事例をご紹介します。
千葉県四街道市のこちらのお施主様。リビングの南西に沿って大小の窓がL字に配置されています。その奥には爽やかな森林が広がっていて、窓からその風景が一望できる解放感あふれる造りになっていました。その窓辺から望む素敵な風景を邪魔しないよう、レースカーテンは透け感のあるボイル生地をセレクトしています。
寝室には深いインディゴブルーのカーテンをコーディネート
寝室の窓には爽やかなジーンズライクのネイビー色のカーテンをセレクト。真っ白な壁と濃いめの無垢床との相性は抜群ですね!カーテンレールはタチカワブラインドのファンティアという物を使用しています。最近新色が出たのですが、最近の住宅テイストにマッチした使いやすいカラーバリエーションです。「ラスティホワイト」という色のレールを取り付けたのですが、ヴィンテージな雰囲気とぴったりでした。
いかがでしたか?
2017-09-06
納品事例 vol.11 ハニカムスクリーン 施工例
機能・デザイン・使い勝手 3拍子揃ったイイトコ取り!のハニカムスクリーン
ことはりのAokiです。
今回は浦安市の爽やかなナチュラルモダンの住宅様納品例をご紹介します。
リビングからデッキに続く大きい窓に【ハニカムスクリーン】をお納めしました。ハニカムスクリーンとは“ハニカム=蜂の巣構造”のスクリーンを上下、もしくは左右に開閉できるようにしたもので、省エネ性能に優れ、デザイン性も良く、使い勝手も良い、とってもオススメな商品です。その特徴をご説明します
①省エネ性能が高く電気代の節約が期待できます
上の写真は横から見たものです。この蜂の巣状の空間に空気が溜まることによって、“空気の層”が窓と室内の間にでき、冷気・暖気の流入・流出を抑えてくれる効果が期待できます。これによりエアコンの効率がアップし、なんと!年間約30%の節電、約30,000円の電気代が節約になるようです!(数値はメーカー調べ、諸条件あります)
②デザイン性が高くどんなインテリアにも調和します
ハニカムスクリーンの選べる生地は採光、遮光、無地、柄、レースなど計65種類の豊富なバリエーションを取り揃えています。たくさんの色や風合いがあるので、今回のようなナチュラルモダンな空間はもちろん、和室や洋風なテイストでもマッチします。
今回の施工例では採光タイプのホワイト色−無垢の木材との相性は抜群で、プライバシーを保護しながらも、リビングの隅々まで優しい光を届けてくれます。また、縦横の直線的なデザインはモダンな空間によく合いますね。
③採光とプライバシーのコントロール
ハニカムスクリーンのもう一つ、大きな特徴−それがコントロール性の高さです。ツイン=厚地+レースを組み合わせることによって、全開、全閉、半々、レースのみと、その環境に合わせてスクリーンの面積を自在に調整することができ、プライバシーを保護しながら光の入り具合をコントロールできます。また、スクリーンが蛇腹(じゃばら)に折られているため、全開時のたたみ代も少なく、窓枠内に取り付けても開口部を大きく確保できるのもメリットです。
2017-08-10
納品事例 vol.10 キリカエカーテン色選びの参考例
『キリカエカーテン』の納品実例
ことはりのAokiです。
キリカエカーテンは2種類以上の生地をつなぎ合わせてアクセントをつけるスタイルです。ツギハギや胴つなぎのような色々な呼び方があり、カーテン屋さんやメーカーさんでも全く呼び名が統一されていません(汗)
裾部分に色を変える、ボトムボーダースタイルはここ数年でとても人気になっています。 無地のドレープカーテンでシンプルだけど自分らしさを演出することでオーダーカーテンらしさを加えることができます。今回はそんなボトムボーダースタイルをカーテンとシェードの2パターンでご紹介いたします。
裾に淡い色の生地を合わせたボトムボーダーカーテン
濃色をメインに、淡色をボトムに添えるパターンです。とても品のある、シンプルな無地でありながらエレガンスな佇まいとなりました。
一色だけの場合よりも、ぐっとおしゃれに。色の組み合わせに、お選びいただいたお施主様のセンスが光ります。
裾に濃い色の生地を合わせたボトムボーダーシェード
こちらの窓には、カーテンと上下の生地を入れ替え、淡色のメインに濃色のボトムでアクセントをつけました。
生地を降ろすとこのようになります。組み合わせは同じでも、先程のカーテンとはまた違った印象になりますね。シェードの場合は上部に生地をたたみ上げていきますので、裾にアクセントが付くと見た目がぐっと引き締まります。
シンプルな無地のカーテンで統一感のあるインテリアに
ベッド周りの三連窓には、全体を覆うようなシェードを。こちらはキリカエはせず1色のダブルプレーンシェードです。このような縦型の窓が並んでいる採光は近年とても良く見かけます。一つ一つに取り付けるのも良いですが、並んだ窓を合わせてひとつと考えてカーテンを付けると費用面も抑えられるためおすすめです。
もちろんカーテンレールを1本付けてカーテンを掛けるのも素敵ですが、両開きの中央となる場所が窓なので、この場合は上下に開閉するシェードの方がよりベターです。
以前はカーテンには柄物を選ぶことが多かったのですが、最近の傾向では厚手(ドレープ)カーテンは無地を選ぶ方が非常に増えました。住宅トレンドでもありますし、カーテンを無地にしてお部屋にある他の布物と色味を揃えていくと、インテリアに統一感が生まれます。この場合はクッションや枕カバーなど、やや小さなものに柄物を添えるとより一層、空間のアクセントとなり存在が引き立ちます。
2017-05-02
カーテンの色が与えるイメージと効果
色が人に与える心理的効果
ことはりのMatsushimaです。
カーテンを選ぶ際に重要なポイントになるのが「色」です。インテリアのなかでも面積の大きなカーテンは、お部屋全体の印象を左右する重要な要素となりますので、色選び多くの人にとって悩むところです。自分の好きな色を選ぶ!という方は良いですが、時々「どんな色がいいですか?」と聞かれることがありますので、今回は色を見た時に人に与える効果をご紹介します。
イエロー(黄色)の効果
コーディネートのポイント
窓が少なく、暗くなりがちな水廻りなどの狭い空間でも、明るい雰囲気を演出できます。気持ちを快活にする効果があるので、家族が集うリビングにもおすすめです。会話がはずんで、明るく楽しい一時が過ごせるでしょう。
ピンク(桃色)の効果
愛情、優しさを象徴する色で、ココロには幸福感を、カラダには温もりをもたらす作用があります。服装やインテリアをピンクで統一して暮らすと、心身ともに若返り、エステティック効果が高いといわれています。
コーディネートのポイント
ピンクを取り入れると、女性的で優しい雰囲気を持ったお部屋になります。お肌の色を明るく健康的に見せるので、パウダールームや水廻りなどにおすすめです。
ブルー(青色)の効果
ワンポイントカラーとして使用すると、気持ちが安定するだけでなく、適度な緊張感が生まれ、集中力を高める効果があります。
コーディネートのポイント
清涼感を感じさせるインテリアがお好みの方におすすめです。ただし、広い面積で使うとお部屋の印象が冷たくなりがちです。ボーダーや腰下、壁の一面などへ部分的に色を取り入れると、冷たい印象を抑えつつ、ブルーをテーマカラーにした空間に仕上がります。
眠りを誘う色でもあるので、寝室にお使いいただくと心地よく眠れるでしょう。
グリーン(緑色)の効果
木々のグリーンを目にしたときと同じように、緊張感や興奮を和らげ、心と体にヒーリング効果をもたらします。
コーディネートのポイント
白木や明るい色の木製家具と合わせれば、草木に囲まれているような、爽やかな印象の部屋になります。
寝室・リビング・書斎など、落ち着いて過ごしたい部屋にアクセントカラーとして取り入れても効果的です。
いかがでしたか?
今回はイエロー・ピンク・ブルー・グリーンの4色をご紹介しました。色の与える印象は、人の心に作用して様々な効果をもたらします。インテリアイメージの参考にして、素敵なコーディネートをお楽しみください。
2017-04-29
カーテンを選ぶ際に重要な4つのポイントと順序
知っておくと安心☆カーテン選びの際の4つのポイント
ことはりのMatsushimaです♪
カーテンを選ぶ際に知っておいていただきたいことをお伝えいたします。カーテンはインテリアの中では壁や床の次に面積が大きいので、お部屋全体のバランスに関わってきます。こちらを読んでいただければ、初めてでも失敗することなく希望のカーテンをお選びいただけますし、もしかしたらカーテン屋さんでお話を聞く際に店員さんよりも詳しくなっているかもしれません(?)
1.カーテンに求める機能性を考える
まず考えるのは、どの部屋にカーテンを付けるのか。そのカーテンにどんな効果を期待するか、を確認しましょう。
例えば上記のように、部屋によって求められる機能性は変わってきます。カーテンは色や柄も大切ですが、機能性も同じくらい大切な要素です。せっかく気に入った生地があったのに遮光性がなくて泣く泣く別の生地に変更…なんてことは結構多いです。はじめから機能性を絞って選び始めると、そのような選び直しをしなくて済みますので、自分のお家の窓にはどんな要素が必要かな?を最初に考えてみてください。
よく使われるカーテンの機能性をご紹介します。名称は統一されておらず、カーテンメーカーさんによって微妙に異なります。たとえば“リリカラ”では「ミラーレース」と呼んでいるものを、“サンゲツ”では「オフシェイド」と呼んでいたりします。
<ミラーレース>
裏面に光沢のある糸を織り込むことによって、光を反射し、昼間外から室内を見えにくくするレースカーテンです。
一般のレースカーテンと比べて、紫外線を1.3倍~1.5倍遮るので、畳や家具などの日焼けを軽減する効果があります(UVカット)
また、一般のレースと比較して、赤外線を遮る効果もあるため、冷房効率も良くなります。(省エネ効果)
<ウェーブロン®>
日中の光を室内に取り込みつつ、外からの視線を妨げます。ミラーレースでは陽の光を反射して見えにくくするため、曇りの日や夜間にはプライバシー効果が低くなります。このウェーブロンは糸の形状が特殊な扁平型をしていて、糸の目が詰まっていることで見えにくくい効果を持たせています。そのため夜間の室内の様子も外へ透けにくくプライバシーを守ります。(人影等はうつる可能性があります)
また、ミラーレースと同様にUVカット効果と省エネ効果も高いレース生地です。欠点としては、中から外の景色も見えにくくなってしまいますので環境によっては閉塞感を感じてしまうようなこともあります。生地によりますが風通しにも影響することがあり、選ぶ際には特に実物で確認していただきたいのがこのウェーブロンシィアーです。
<遮光カーテン>
光がもれにくいカーテンです。遮光1級、2級、3級とあり、数字が小さいほど遮光率は高くなります。外から光を入れたくない、夜に部屋に電気がついているのを目立たせたくない、そんな時に有効です。
・遮光3級 99.40%~99.80%未満 (人の表情はわかるが事務作業には暗い)
・遮光2級 99.80%~99.99%未満 (人の顔あるいは人の表情がわかる)
・遮光1級 99.99%以上 (人の顔の表情が認識できないレベル)
となっています。数字だけ見ると遮光3級でも相当光を遮るような感じがしますが、実際に見比べると大きな違いがあります。本当に部屋を真っ暗にしたい!という場合には遮光1級にこだわることをお勧めします。さらに同じ等級でも生地によって随分と違って見えますので、「真っ暗にしたかったのに思ってたより明るい…」なんてことにならないように、どの程度光を遮るのかは実物で見比べていただくのが良いでしょう。
夏場は、昼間出かける時に、遮光カーテンを閉めておくと、部屋の温度の上昇が緩やかになります。(特に、南向き、西向きの窓が有効です)帰宅時に冷房が効くのが早くなり、省エネにもなります。
遮光カーテンは寝室にお選びいただくことが多いですね。リビングに遮光カーテンを付けると窓から光の入る面積が小さくなってしまいますので、明るい生活空間を目指している場合にはあまりおすすめしていません。
<色による効果>
機能性とは少し違うのですが、お選びいただく色で印象が変わります。それぞれの色が持つ効果については別の記事でご紹介します。
<ウォッシャブル>
家庭の洗濯機で手軽に丸洗いができます。カーテンの洗い方は別の記事でもご紹介しますが簡単にポイントをご説明します。
①フックを外し、洗濯ネットに入れて洗ってください。②脱水は、軽くかけてください。③乾燥機の使用は避けてください。縮み等の原因となります。
市販されているカーテンや国内メーカーのオーダーカーテンは、現在ほとんどがポリエステル製で縮みの少ない、ウォッシャブルカーテンとなっています。それでも一部のカーテンでは手洗いのみ可となっていたり、ドライクリーニングを推奨しているものもあります。生地のデザインでキラキラした金属のような素材が入っていたり、起毛しているような表情のあるカーテンの場合は注意が必要です。
2.スタイルを考える
次に、どんなスタイルにするかを考えます。普通のカーテンが良いのか、上下に開閉するローマンシェードがいいのか・・・ 窓の形状によって向き、不向きのスタイルがあります。まずは窓の大きさや形状に注目しましょう。
カーテンには本当にたくさんのスタイルがあります。ここですべてを紹介することはできませんが、代表的な例を上記にご紹介します。
基本は掃出し窓や腰窓などの大きめの窓は、左右方向に開閉する通常のカーテン仕様がおすすめです。同じ空間に小窓がある場合がほとんどなので、そこには上下方向に開閉するローマンシェードを、同じ生地で揃えるというのが鉄板の選び方です。あるいは小窓にはロールスクリーンというのも良いでしょう。生地にもよりますが多くの場合、シェードよりも価格を抑えることができます。ロールスクリーンの場合はカーテンと全く同じ生地でつくることはできません(一部のメーカーでは対応している生地もあります)。そのため、色味だけ合わせて選ぶというのが現実的な方法となります。
寝室や書斎などにはブラインドを採用することも多いです。ブラインドは遮光性も高く、木製のブラインドなどは高級感もあって特に男性には人気です。お手入れや耐久性のことを考えると、一般家庭ではアルミ製よりも木製ブラインドを選ぶことをお勧めします。
上記のスカラップのようなスタイルは開け閉めすることのほとんど無い出窓に使われるもので、最近の住宅ではあまり使われなくなっています。それでも階段にある小窓など、やはり開閉することのない窓にはぴったり。センスを感じる、飾ると素敵なスタイルカーテンです。
その他たくさんのスタイルがありますが、基本は大きな窓は左右に開閉するカーテン、小窓には上下に開閉するシェードやロールスクリーン等、という選び方になると思います。
3.レースカーテンを考える
1.機能 2.スタイル が決まったら、いよいよ生地選び。色や柄を決める時です!初めにここから考えてしまいがちですが、せっかく選んだのにローマンシェードが作れない生地だった…なんてことが、とっっっても多いので、順番には注意しましょう。 まずはレース生地の方から決めるのをお勧めします。日中の主役になるのはなんといってもレースカーテン!ドレープと比べても目にする時間が長いのです。新居で実際に生活してみたら、暗くなる前にシャッターを閉めるからドレープカーテンは一日中端に寄ったまま…なんてお客様も結構いらっしゃるんですよ!ライフスタイルにもよりますがレースカーテンを決めてからドレープの色柄を選ぶ方が、経験上うまくいくことが多いです。
裾に刺繍の入ったエンブロイダリーレース。エレガンスで華やかなお部屋に♪
こういった柄のあるレースを選んだ場合には、ドレープカーテンはシンプルな無地調のものを合わせるのが良いでしょうね。どちらも個性のある柄物だと、相性によってはちぐはぐなインテリアになってしまいがちです。
1.でミラーレースなど機能性のあるものを重視すると決めている場合には、選べる生地はすでにかなり絞られています。刺繍やプリントなどのデザイン性と、機能性を両立しているものは意外と少ないのです。どちらを重視するかを先に決めてあるから、それを満たせないものは候補から外れますし、安心して選べますね。
4.ドレープカーテンを考える
レースが決まったら次はドレープカーテンです。シンプルな機能レースを選んでいるなら、ドレープは特徴のある柄を選んでもよいでしょう。デザイン性のあるレースを選んでいる場合には、ドレープはシンプルにした方がレースが引き立ちます。
いかがでしたか?
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