2017-04-29
カーテンを選ぶ際に重要な4つのポイントと順序
知っておくと安心☆カーテン選びの際の4つのポイント
ことはりのMatsushimaです♪
カーテンを選ぶ際に知っておいていただきたいことをお伝えいたします。カーテンはインテリアの中では壁や床の次に面積が大きいので、お部屋全体のバランスに関わってきます。こちらを読んでいただければ、初めてでも失敗することなく希望のカーテンをお選びいただけますし、もしかしたらカーテン屋さんでお話を聞く際に店員さんよりも詳しくなっているかもしれません(?)
1.カーテンに求める機能性を考える
まず考えるのは、どの部屋にカーテンを付けるのか。そのカーテンにどんな効果を期待するか、を確認しましょう。
例えば上記のように、部屋によって求められる機能性は変わってきます。カーテンは色や柄も大切ですが、機能性も同じくらい大切な要素です。せっかく気に入った生地があったのに遮光性がなくて泣く泣く別の生地に変更…なんてことは結構多いです。はじめから機能性を絞って選び始めると、そのような選び直しをしなくて済みますので、自分のお家の窓にはどんな要素が必要かな?を最初に考えてみてください。
よく使われるカーテンの機能性をご紹介します。名称は統一されておらず、カーテンメーカーさんによって微妙に異なります。たとえば“リリカラ”では「ミラーレース」と呼んでいるものを、“サンゲツ”では「オフシェイド」と呼んでいたりします。
<ミラーレース>
裏面に光沢のある糸を織り込むことによって、光を反射し、昼間外から室内を見えにくくするレースカーテンです。
一般のレースカーテンと比べて、紫外線を1.3倍~1.5倍遮るので、畳や家具などの日焼けを軽減する効果があります(UVカット)
また、一般のレースと比較して、赤外線を遮る効果もあるため、冷房効率も良くなります。(省エネ効果)
<ウェーブロン®>
日中の光を室内に取り込みつつ、外からの視線を妨げます。ミラーレースでは陽の光を反射して見えにくくするため、曇りの日や夜間にはプライバシー効果が低くなります。このウェーブロンは糸の形状が特殊な扁平型をしていて、糸の目が詰まっていることで見えにくくい効果を持たせています。そのため夜間の室内の様子も外へ透けにくくプライバシーを守ります。(人影等はうつる可能性があります)
また、ミラーレースと同様にUVカット効果と省エネ効果も高いレース生地です。欠点としては、中から外の景色も見えにくくなってしまいますので環境によっては閉塞感を感じてしまうようなこともあります。生地によりますが風通しにも影響することがあり、選ぶ際には特に実物で確認していただきたいのがこのウェーブロンシィアーです。
<遮光カーテン>
光がもれにくいカーテンです。遮光1級、2級、3級とあり、数字が小さいほど遮光率は高くなります。外から光を入れたくない、夜に部屋に電気がついているのを目立たせたくない、そんな時に有効です。
・遮光3級 99.40%~99.80%未満 (人の表情はわかるが事務作業には暗い)
・遮光2級 99.80%~99.99%未満 (人の顔あるいは人の表情がわかる)
・遮光1級 99.99%以上 (人の顔の表情が認識できないレベル)
となっています。数字だけ見ると遮光3級でも相当光を遮るような感じがしますが、実際に見比べると大きな違いがあります。本当に部屋を真っ暗にしたい!という場合には遮光1級にこだわることをお勧めします。さらに同じ等級でも生地によって随分と違って見えますので、「真っ暗にしたかったのに思ってたより明るい…」なんてことにならないように、どの程度光を遮るのかは実物で見比べていただくのが良いでしょう。
夏場は、昼間出かける時に、遮光カーテンを閉めておくと、部屋の温度の上昇が緩やかになります。(特に、南向き、西向きの窓が有効です)帰宅時に冷房が効くのが早くなり、省エネにもなります。
遮光カーテンは寝室にお選びいただくことが多いですね。リビングに遮光カーテンを付けると窓から光の入る面積が小さくなってしまいますので、明るい生活空間を目指している場合にはあまりおすすめしていません。
<色による効果>
機能性とは少し違うのですが、お選びいただく色で印象が変わります。それぞれの色が持つ効果については別の記事でご紹介します。
<ウォッシャブル>
家庭の洗濯機で手軽に丸洗いができます。カーテンの洗い方は別の記事でもご紹介しますが簡単にポイントをご説明します。
①フックを外し、洗濯ネットに入れて洗ってください。②脱水は、軽くかけてください。③乾燥機の使用は避けてください。縮み等の原因となります。
市販されているカーテンや国内メーカーのオーダーカーテンは、現在ほとんどがポリエステル製で縮みの少ない、ウォッシャブルカーテンとなっています。それでも一部のカーテンでは手洗いのみ可となっていたり、ドライクリーニングを推奨しているものもあります。生地のデザインでキラキラした金属のような素材が入っていたり、起毛しているような表情のあるカーテンの場合は注意が必要です。
2.スタイルを考える
次に、どんなスタイルにするかを考えます。普通のカーテンが良いのか、上下に開閉するローマンシェードがいいのか・・・ 窓の形状によって向き、不向きのスタイルがあります。まずは窓の大きさや形状に注目しましょう。
カーテンには本当にたくさんのスタイルがあります。ここですべてを紹介することはできませんが、代表的な例を上記にご紹介します。
基本は掃出し窓や腰窓などの大きめの窓は、左右方向に開閉する通常のカーテン仕様がおすすめです。同じ空間に小窓がある場合がほとんどなので、そこには上下方向に開閉するローマンシェードを、同じ生地で揃えるというのが鉄板の選び方です。あるいは小窓にはロールスクリーンというのも良いでしょう。生地にもよりますが多くの場合、シェードよりも価格を抑えることができます。ロールスクリーンの場合はカーテンと全く同じ生地でつくることはできません(一部のメーカーでは対応している生地もあります)。そのため、色味だけ合わせて選ぶというのが現実的な方法となります。
寝室や書斎などにはブラインドを採用することも多いです。ブラインドは遮光性も高く、木製のブラインドなどは高級感もあって特に男性には人気です。お手入れや耐久性のことを考えると、一般家庭ではアルミ製よりも木製ブラインドを選ぶことをお勧めします。
上記のスカラップのようなスタイルは開け閉めすることのほとんど無い出窓に使われるもので、最近の住宅ではあまり使われなくなっています。それでも階段にある小窓など、やはり開閉することのない窓にはぴったり。センスを感じる、飾ると素敵なスタイルカーテンです。
その他たくさんのスタイルがありますが、基本は大きな窓は左右に開閉するカーテン、小窓には上下に開閉するシェードやロールスクリーン等、という選び方になると思います。
3.レースカーテンを考える
1.機能 2.スタイル が決まったら、いよいよ生地選び。色や柄を決める時です!初めにここから考えてしまいがちですが、せっかく選んだのにローマンシェードが作れない生地だった…なんてことが、とっっっても多いので、順番には注意しましょう。 まずはレース生地の方から決めるのをお勧めします。日中の主役になるのはなんといってもレースカーテン!ドレープと比べても目にする時間が長いのです。新居で実際に生活してみたら、暗くなる前にシャッターを閉めるからドレープカーテンは一日中端に寄ったまま…なんてお客様も結構いらっしゃるんですよ!ライフスタイルにもよりますがレースカーテンを決めてからドレープの色柄を選ぶ方が、経験上うまくいくことが多いです。
裾に刺繍の入ったエンブロイダリーレース。エレガンスで華やかなお部屋に♪
こういった柄のあるレースを選んだ場合には、ドレープカーテンはシンプルな無地調のものを合わせるのが良いでしょうね。どちらも個性のある柄物だと、相性によってはちぐはぐなインテリアになってしまいがちです。
1.でミラーレースなど機能性のあるものを重視すると決めている場合には、選べる生地はすでにかなり絞られています。刺繍やプリントなどのデザイン性と、機能性を両立しているものは意外と少ないのです。どちらを重視するかを先に決めてあるから、それを満たせないものは候補から外れますし、安心して選べますね。
4.ドレープカーテンを考える
レースが決まったら次はドレープカーテンです。シンプルな機能レースを選んでいるなら、ドレープは特徴のある柄を選んでもよいでしょう。デザイン性のあるレースを選んでいる場合には、ドレープはシンプルにした方がレースが引き立ちます。
いかがでしたか?
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